【左から桑原会長と、

表彰された大澤さんと岡田さん】

 

 

 上田ロータリークラブ(桑原茂実会長、57人)はこのほど、上田市中央2のささやで行われた例会で、今年度の職業奉仕表彰の表彰式を行った。


 同クラブの職業奉仕委員会では、職業を通じて社会に尽くし、地道に使命感を持って取り組む職業人を継続して表彰している。


 今年度は、同市仁古田の「㈱オーサン模型」代表取締役の大澤広樹さん(52)と、同市中野の「岡田フォトオフィス代表」で写真家の岡田光司(みつし)さん(53)が受賞。桑原会長からの表彰状を受け取った。


 大澤さんは、上田千曲高校から、日大建築学科卒。平成19年に、先代の後を継ぎ社長に就いた。

全国のマンション等の大型建築物や公共施設、個人住宅の建築模型を受注生産する。このほど完成した「上田市役所新庁舎」の「模型製作」にも携わった。

 


 いっぽう岡田さんは、北海道札幌市出身。

新潟大在学時に写真を志し、卒業後、フリーの写真家として独立。

30歳で家族と上田市に移住した。県内を中心に国内外の大自然を撮り続け、最近では「日本遺産」に選定された塩田平や「全線開通した上田電鉄別所線」を”最前線”で撮影した。

 


 今回の表彰に大澤さんは「県内でも珍しい仕事を広く知ってもらう機会をいただき、ありがたく光栄に思っている」。

 

 岡田さんは「日本遺産や別所線復興で盛り上がり、たくさんの人に来ていただいた。これを機に、市全体の産業が盛り上がるよう期待する。私も微力ながら、ビジュアル面で支えていきたい」と語った。