ロバート・ハリス (1957年生)
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ロバート・ハリス(Robert Harris, 1957年3月7日 - )は、イギリスのジャーナリスト、政治評論家、作家。義兄弟に同じく作家、エッセイストのニック・ホーンビィがいる。ノッティンガム生まれ。
来歴
[編集]ケンブリッジ大学出身。BBCのレポーターを勤めた後、「オブザーバー」紙の���治論説委員。また、「サンデー・タイムズ」「デイリー・テレグラフ」などにコラムを執筆。2003年には英国報道機関賞(British Press Award)の年間最優秀コラムニストに選出された。
その一方、1992年にはナチス・ドイツが第二次世界大戦に勝利した世界を舞台としたミステリ『ファーザーランド』で作家デビューし、その後もポリティカル・フィクションなどを中心に執筆活動を続けている。
著作
[編集](日本語訳があるもののみ)
小説
[編集]- Fatherland (1992) 『ファーザーランド』- 文春文庫・後藤安彦 訳
- Enigma (1995) 『暗号機エニグマへの挑戦』 - 新潮文庫・後藤安彦 訳
- Archangel (1999) 『アルハンゲリスクの亡霊』- 新潮文庫・後藤安彦 訳
- Pompeii (2003) 『ポンペイの四日間』- ハヤカワ文庫・菊地よしみ 訳
- The Ghost (2007)『ゴーストライター』 - 講談社文庫・熊谷千寿 訳(2010年映画化:ロマン・ポランスキー監督)
- The Fear Index (2011) - 未訳
ノンフィクション
[編集]- 『ヒットラー売ります 偽造日記事件に踊った人々』 - 朝日新聞社刊
- 『化学兵器 その恐怖と悲劇』(ジェレミー・パックスマンとの共著) - 近代文芸社刊