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西村屋 (城崎温泉)

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株式会社西村屋
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
530-0005
兵庫県豊岡市城崎町湯島469
設立 1951年9月1日
業種 サービス業
法人番号 1140001056209 ウィキデータを編集
代表者 代表取締役社長 西村総一郎(7代目)
資本金 2千万円
売上高 36億1千万円(2018年8月期)
従業員数 323名(西村屋本館89名、西村屋ホテル招月庭211名、本部18名、大阪営業所5名)[1]
決算期 8月
関係する人物 西村佐兵衛(4代目)、西村肇 (政治家)(6代目)
外部リンク http://www.nishimuraya.ne.jp/
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西村屋本館
ホテル概要
正式名称 西村屋本館
運営 株式会社西村屋
所有者 株式会社ライフ西村屋
部屋数 34室
最寄駅 城崎温泉駅
所在地 〒669-6101
日本の旗 日本 兵庫県豊岡市城崎町湯島469
公式サイト 公式サイト
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西村屋ホテル招月庭
ホテル概要
正式名称 西村屋ホテル招月庭
運営 株式会社西村屋
所有者 株式会社ライフ西村屋
部屋数 98室(和室84室・和洋室2室・洋室12室)室
最寄駅 城崎温泉駅
所在地 〒669-6101
日本の旗 日本 兵庫県豊岡市城崎町湯島1016-2
公式サイト 公式サイト
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西村屋(にしむらや)は、兵庫県豊岡市城崎温泉にある老舗温泉旅館。株式会社西村屋が、旅館西村屋本館」とホテル西村屋ホテル招月庭」を運営している。

概要

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江戸末期、安政年間創業の城崎温泉随一の老舗旅館である。創業家は城崎の名主であり、4代目当主西村佐兵衛と6代目当主西村肇城崎町長を務めた。

「西村屋本館」は登録有形文化財に登録されており、また、別棟「平田館」は数寄屋建築の大家の平田雅哉の設計である。世界的権威のあるホテルレストランで作る「ルレ・エ・シャトー」に加盟しており、外国人宿泊客も多い。

「西村屋ホテル招月庭」は、昭和45年に「西村屋城崎グランドホテル」として開業した、城崎温泉最大規模を誇るホテルである。現在でも当館だけで城崎温泉の2割のキャパシティを有する[2]

「西村屋フーズコム」は神戸市姫路市でレストランを経営している。

沿革

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  • 江戸時代安政年間 - 創業。
  • 明治時代 - 西村屋三代目当主が久美浜代官所 城崎陣屋の払い下げを受ける(現在の「西村屋本館」)。
  • 1925年(大正14年) - 北但大震災により「西村屋本館」焼失。
  • 1926年(昭和元年) - 「西村屋本館」再建開始。
  • 1951年(昭和26年) - 「株式会社西村屋」設立。
  • 1952年(昭和27年) - 政府登録国際観光旅館(第31号)に登録。
  • 1959年(昭和34年) - 大阪営業所開設。
  • 1960年(昭和35年) - 西村屋本館「平田館」10室を増築。
  • 1970年(昭和45年) - 「西村屋城崎グランドホテル」(現「西村屋ホテル招月庭」)新築開業(64室、350名収容)。ロビーラウンジに面する日本庭園井上卓之の作で、日本造園学会賞を受賞している[3]
  • 1993年(平成5年) - 「株式会社西村屋城崎グランドホテル」を新「株式会社西村屋」に商号変更。旧「株式会社西村屋」は「株式会社ライフ西村屋」に商号変更。
  • 1995年(平成7年) - 「西村屋城崎グランドホテル」を改装し、「西村屋ホテル招月庭」開業(100室、563名収容)。
  • 2006年(平成18年)- 特別養護老人ホーム楽々むら「グループホーム&ケアハウス」(城崎温泉楽々浦)開設。
  • 2015年(平成27年) - 「西村屋本館大広間棟」が登録有形文化財に登録[4]
  • 2016年(平成28年) - 「西村屋本館」が世界的権威のあるホテルレストランで作る「ルレ・エ・シャトー」に加盟[5]
  • 2018年(平成30年) - 「西村屋ホテル招月庭」耐震工事完成。
  • 2019年(平成31年) - 「さんぽう西村屋 本店」開店。

施設

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  • 西村屋本館
  • 西村屋ホテル招月庭
  • さんぽう西村屋 本店
  • 大阪営業所

グループ会社

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  • 株式会社西村屋フーズコム

関連項目

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脚注

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外部リンク

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