ThinkPad 560
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開発元 | 日本IBM |
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種別 | パーソナルコンピュータ |
発売日 | 1996年5月28日 |
標準価格 | 378,000円(2640-5J9) |
OS |
Windows 95 Windows 3.1 OS/2 |
CPU | Pentium-133MHz |
ストレージ | ハードディスク |
グラフィック | (800×600ドット、256色) |
電源 | AC/DC |
重量 | 1.9kg |
ThinkPad 560(しんくぱっど-)は、IBMのノートパソコン。ThinkPadブランドのシリーズの中の一つ。
特徴
[編集]- 1996年に発売[1]。1997年に560E[2]、560X[3]が、1998年には560Z[4]が発売。
- A4サイズでありながら、重量はわずか1.9kg。
- ThinkPad 570シリーズは、本機の後継機にあたる。
仕様
[編集]- サイズ 297(W)×222(D)×31(H) mm、重量 1.9kg(英語版マニュアルでは1.87kgと30g少ない)。リチウムイオン電池 2.2AH[5]。
- A4サイズ1スピンドル、12.1インチ液晶画面で、フロッピーディスクドライブ(付属品)は専用コネクタによる外付けで、外付けCD-ROMドライブはオプションである。
- シリアルポート、パラレルポート、外部ディスプレイ端子、マイク入力、ヘッドホン/スピーカー出力、マウスポート、PCカードスロットは全機種共通で搭載。560X、560ZのPCカードスロットはCardBusに対応。USBポートは560X、560Zで搭載。
- グラフィックカードは560と560EにはTrident Cyber9382が、560Xと560ZにはNeoMagic MagicGraph128XDが採用されている。
- 560にはPentium 133MHzが、560EにはMMX Pentium 166MHz、560X(2640-65J)にはMMX Pentium 200MHz、560X(2640-70J)にはMMX Pentium 233MHz、560Z(2640-90J)にはPentium II 233MHz、560Z(2640-B0J)にはPentium II 300MHzのCPUが搭載されている。
また、560Zはミニカートリッジ方式のCPUが採用されていて、CPU交換が可能。また、その他の機種でもクロックアップができたという情報もある。
- メモリはEDO-DRAMで、560には8MB、560Eには16MB、560X/560Z(2640-90J)には32MB、560Z(2640-B0J)には64MBのメモリが搭載されているほか、560は40MB、560Eは80MB、560X/560Z(2640-90J)は96MB、560Z(2640-B0J)には、128MBまで増設が可能。(これ以上搭載する場合、BIOSのアップデートやシステム設定などが必要になる)
脚注
[編集]- ^ “米IBMが超薄型ノートパソコンThinkPad 560を発売”. PC Watch (1996年5月22日). 2012年5月1日閲覧。
- ^ “IBM、CD-ROM内蔵のパーソナルノートThinkPad 385D/315Dなど6機種を発売”. PC Watch (1997年6月9日). 2012年8月30日閲覧。
- ^ “日本IBM、MMX 233/200MHz搭載のThink Pad 560X”. PC Watch (1997年11月26日). 2012年8月30日閲覧。
- ^ “日本IBM、モバイルPentium II 300MHz搭載のThinkPadシリーズほか”. PC Watch (1998年9月9日). 2012年8月30日閲覧。
- ^ IBM ThinkPad560 User's Guide. IBM. (1996). p. 221